学生と企業が挑む!
栄養バランス弁当開発の裏側に密着
2025年8月25日、ハローズと岡山県立大学がコラボして開発した「栄養バランス弁当」が発売されます。発売に先立ち、岡山県総社市の株式会社藤屋で行われた試作会の様子に密着しました。
学生×企業のコラボレーション
栄養バランス弁当は2013年から始まり、今年で第13弾。
岡山県立大学 保健福祉学部 栄養学科の学生が監修し、栄養やカロリーに配慮したヘルシーなお弁当をハローズが商品化しています。
毎年テーマを変えながら進化を続け、今回も学生たちの新しいアイデアが加わりました。
試作会では、学生たちが考えたメニューを藤屋のスタッフと一緒にブラッシュアップ。
実際の販売を想定して「見た目」「味」「栄養バランス」「原価」など、多角的に検討が行われました。
3つのカロリー帯で開発
学生たちは3つのグループに分かれ、それぞれ異なるカロリー帯のお弁当を担当しました。
400kcal台のお弁当
「開けた瞬間に笑顔になれる弁当」をテーマに、世代を問わず喜んでもらえる内容を目指しました。
学生たちは自分たちが食べたいものを中心に考えつつ、栄養バランスやPFC(タンパク質・脂質・炭水化物のバランス)に苦労しながら調整していました。
500kcal台のお弁当
彩りや盛り付けの工夫に挑戦。容器の大きさを変えて見た目のバランスを取るなど、実際の販売を意識した試行錯誤が見られました。
学生からは「病院食を提供する将来にも活かせる経験になった」という声もありました。
600kcal台のお弁当
昨年も参加した大学院生が中心となり、「どの年代でも食べやすい弁当」をテーマに挑戦。
中華中心だった昨年から一転、和洋中を組み合わせ、メインには“生姜焼き”を採用。原価や調理工程も意識しながらの工夫が光りました。
学生の成長と学び
試作会では「自分が食べたいもの」から始まり、栄養や原価、調理工程までを考える過程で、学生たちは大きな学びを得たようです。
将来、病院や福祉施設での栄養管理を目指す学生も多く、「彩りや見た目の大切さを学べた」と語っていました。
発売は8月25日!
完成した第13弾の栄養バランス弁当は、2025年8月25日から販売スタート。学生と企業が一緒に作り上げた、健康的で美味しいお弁当をぜひ一度手に取ってみてください。