面接モニタリング
皆さんこんにちは、小川 優衣です。
今日は私はスーツ姿なんですが、今回は、就活生の皆さんに向けて面接対策について紹介させてもらいます。
今の時代の面接は、コロナの影響もありオンラインも増えて就活生の皆さんはいろいろと大変だと思います。
面接対策として様々な情報を集めていると思いますが、今回はハローズで採用を担当されている人事教育部のお2人に協力をしていただきます。
竹嶋係長 ：人事教育部
田島主任 ：人事教育部
今回は面接モニタリングということで、私が実際に面接を受けさせていただきます。
人事担当者の方にお話を聞くことはあまりないと思います。
実際に面接を受けさせていただくということで、とても緊張していますが頑張って受けてきます。
今回の面接モニタリングで面接官からされた質問と答えは次の通りです。
面接官役：奥原課長 ：人事教育部
（小川さんには台本はなく、本当の面接のように答えていただきました）
「まずは入社の動機を教えていただけますか？」
「志望動機としては、私は大学が食文化学部で食関係の専攻をしていましたので、食にまつわるお仕事をさせていただきたいと思い志望させていただきました。」
「ちなみに、食を学べる大学に進学したのはどういった理由からでしたか？」
「私は食べることが好きで作ることも好きだからです。美味しいものを食べるととても幸せな気持ちにもなりますし、大学は食関係を志望しました。」
「どのような食べ物が好きですか？」
「私はお肉がとても好きなのでステーキが好きです。」
「料理もよくされるのですか？」
「はい。よく料理をします。ステーキだとあまり料理工程はありませんが、ハンバーグやビーフシチュー、煮込み料理が好きでよく作ります。」
「そうなんですね。それでは学生時代に一番頑張ったことは何ですか？」
「はい。学生時代には卒論で醤油の製造工程について書きましたが、卒論を100ページ書きました。これは自分の中では頑張ったかなと感じています。」
「醤油について100ページもですか。となると醤油についてはかなり詳しいですね。それでは、一番苦労したことは何ですか？」
「大学は4年生の大学でしたが、フードコーディネーターや食品衛生管理士、栄養士など、様々な資格を取得することができる大学でした。ただ、それらの資格を実際に取得するためには、色々な授業を受ける必要がありましたので、最初は大学生活は結構遊べるかと考えていましたが、実際には、将来のことを考えるとたくさんの授業を優先する必要がありました。これは大変ではありましたが、今となっては頑張っていて良かったと思っています。」
「そうですか、たくさん学ぶことができたんですね。そんな小川さんの強みと弱みを教えてください。」
「強みは誰とでも仲良くなれることです。大学でも最初はみんな当然初対面なので少しは緊張しましたが、私から積極的に話しかけて仲良くなれるように心がけました。」
「私はどんなことにも興味を持って果敢に挑戦するタイプではありますが、グループで一緒に何かに取り組むときに、周りと歩幅を合わせることが苦手な部分があると思っています。挑戦するのもいいけれど、周りとの協調性ももっと大切にしなければいけないなと感じているのが弱みだと思います。」
「そのことで失敗したエピソードなどありますか？」
「高校の時にダンス部で部長の下でサポートする立場でした。その時に、自分がしたい振り付けへの思いが先行しすぎてしまい、その振り付けに周りがついてこれていなかったのに、それを押し切って進めてしまいました。これは結果的に良くなかったと反省しました。」
「そこからどのようなことを学びましたか？」
「協調性が大切だと感じました。どんなことを行うにしても、周りの状況や周りの人の意見にも気を配り行動するべきだと考えました。」
「そんな誰とでも仲良くなることができて、協調性が大事だと思われた小川さんは、ハローズに入社されたらどのような活躍ができそうですか？」
「私は誰とでもすぐに仲良くなることができますので、スーパーマーケットで働かせていただいた時に、もし困っているような様子のお客様がいたらすぐに声をかけたいと思います。
「ダンス部での協調性を学んだ経験を活かして、グループでの仕事も上手にこなすことができるようになりたいと思います。」
「最後に小川さんはどんな社会人になりたいですか？」
「周りに慕われる社会人になりたいです。最初は知らないことが多いので、先輩たちからたくさん学ばせてもらい、いずれ後輩ができた時には色々と教えられて頼れる先輩になりたいと思います。」
「そうなんですね。目標としているような先輩像はありますか？」
「先輩とは少し違うかもしれませんが、理想の大人の女性として考えた時には、女優の天海祐希さんが役柄としても頼れるキャリアウーマンを演じていることも多く、目標にしたい人だと考えています。」
「そうなんですね。小川さん、以上で面接を終わります。ありがとうございました。」
この後、部屋を退出して面接は終わりました。
面接後の小川さんの感想
「緊張しすぎて汗が吹き出るかと思いました！」
「実際に自分が学生の頃に受けさせていただいた面接を思い出して、いい緊張感を感じることもできましたし、面接官の方もとても優しい雰囲気で質問してくれたので、とてもやりやすかったと思います。」
「自己採点としては60点ぐらいかなと思いますが、合格がもらえたら嬉しいです！」
面接後の面接官の感想
「こんな学生の方が本当にハローズに入社してくれたらいいのにと思いました。」
「素晴らしい面接の応対だったと思います。私の採点としては100点満点中120点でした！」
人事担当者の面接モニタリング
さて、ここからは就活生の皆さんの参考になるように人事担当者の2人に以上の面接の内容を少し厳しめに解説してもらいます。
ポイント1 ：入室時のノック
ノックを3回されていますがこれはいいと思います。
たまにノックを2回しかしない人がいますが、2回だとトイレになってしまいます。
ポイント2 ：最初の挨拶と自己紹介
緊張されているのか、声が小さいですね。
第一印象はかなり大事なので、入室する際の挨拶から元気よくハキハキとするようにしてください。
ポイント3 ：座っている際の姿勢
姿勢がとても良いので、それだけでも印象はかなり変わります。
しかも、ちゃんと相手の顔を見ながら話をすることができているのでとても良いと思います。
ポイント4 ：志望動機
志望動機で食にまつわる話が出てきましたが、ハローズの仕事に適していますしバッチリだと思います。
ただ、この志望動機の話からもう少し具体的にハローズに入社した後にどんな事がしたいかということまで話すことができていたらもっと良かったと思います。
そこまで話すことができたら入社意欲がかなり伝わります。
掘り下げて質問される前に、自分からそこまで話すぐらいでもいいと思います。
ポイント5 ：学生の時に一番頑張ったこと
「卒論で100ページも書いた」というお話をされていましたが、ただたくさん書いたというのではなく「100ページ」という数字を出したのはとてもいいと思います。
数字で表すことで相手にもイメージがわかりやすく伝わりますので、このような表現をされることはかなりいいと思います。
言葉の表現だけでなく、身振り手振りも交えながら話をされているので、相手に伝えたいという思いが見て取れました。
これも大切だと思います。
ポイント6 ：強みと弱み
強みは積極的だということでしたが、これはハローズではとても重要視している部分なので、この点もとても良かったと思います。
弱みとして、協調性について学ぶ経験があり、それを補うために日々頑張っているということでしたが、これについては具体的にどのようなことを頑張っているのかということまで話すことができたらもっと良かったと思います。
失敗から学んで、それを社会人として活かしていきたいという思いも、質問される前に自分からそこまで話すことができていたらさらに良かったと思います。
どちらにしても、自分の言葉で話している雰囲気がこちらにも伝わってきて素晴らしかったと思います。
用意した言葉ではなく自分の言葉で思いを伝えることが大事だと思います。
ポイント7 ：理想の社会人像
自分のことだけでなく、その先の後輩に教えるところまでビジョンが見えているのが素晴らしいと思います。
多くの学生さんは、仕方ないとは思いますが大抵の場合自分のことで精一杯なものです。
そこまで見据えて具体的なビジョンを話すことができたらいいと思います。
ポイント8 ：最後の挨拶
これはとても惜しいポイントでしたが、面接が終わって部屋を退出する前にお辞儀が少し雑になってしまいました。
おそらく緊張していたので早く出たい気持ちがあったのでしょうが、お辞儀をしているときに既に目が扉の方に向いていました。
最後まで気持ちを込めて挨拶とお辞儀ができたらとても良かったと思います。
つい最後に油断してしまったのだと思いますが、そんな最後までかなり見られているので、学生の方は油断しないように気を付けていただけたらと思います。
今回は面接モニタリングをご紹介しました。
竹嶋係長からの感想
自分のことを自分の言葉でお話しされていたので、そこが私にとっては1番高評価でした。
緊張していたようでしたが、ちゃんと自分の思いを伝えられていると感じました。
奥原課長（面接官）からの感想
目力がとても強く、採用して欲しいという雰囲気がとても伝わってきました 笑。
それは冗談ですが、笑顔でお話をされていてとても良かったと思います。
田島主任からの感想
本当に学生さんにとってお手本になるような面接だったと思います。
注意事項：ハローズの面接について
※ハローズでは、前提として学生の良いところを引き出すことを大切に面接を行っています。
※実際の面接では30分を想定しており、もっと深堀りをしていきます。
小川さんの面接に対しての人事部の皆さんのコメント
○面接という場でも笑顔で自分の言葉で話せていて、小川さんの人柄が伝わってくるものだった。
○ハローズで大事にしている積極性や協調性という部分をキーワードに自分のことを話せていた。
✗「志望動機」や「どんな社会人になりたい」という質問で、なぜハローズが良いのか？というのがあまり伝わってこなかった。
会社の理念や求める人物像をもとに、ハローズだから働きたいという思いをもっと伝えられるよう準備をして来てもらえるともっと良くなる。
以上、就活生の皆さん、ぜひ参考にして下さい。
小川さんは採用？不採用？
3人に判定していただいたところ、見事採用だと言っていただきました。
皆さんご協力ありがとうございました。
ハローズでは一緒に働く仲間を募集しています！
スーパーマーケットの仕事に興味を持った方は、ハローズでは一緒に働く仲間を募集しているので、採用情報もチェックしてみてください。
では、また次回お会いしましょう。
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