親子で「食べる・作る」を楽しく学ぶ!福山大学×ハローズ「親子食育教室」に密着

毎日の生活に欠かすことのできない「食」。
普段何気なく口にしている食べ物がどのように作られているのか、実際に料理をしながら親子で楽しく学んでもらいたい…。
そんな思いを込めて、福山大学とハローズが「親子食育教室」を開催しました。
今回で2回目となるこの取り組み。
福山大学の先生や学生のみなさんのサポートのもと、親子でカレーピザ、サラダ、ピーチラッシー作りに挑戦しました。
しかも、ピザは生地から手作り!
食材に触れ、料理を作り、最後はみんなで味わう。笑顔いっぱいの食育教室の様子をご紹介します。
福山大学×ハローズ、2回目となる「親子食育教室」
今回の会場は、広島県にある福山大学。
ハローズでは「食を通して好循環型の社会をつくる」という基本理念のもと、地域のみなさまに食の大切さや楽しさを伝える食育活動に取り組んでいます。
今回の親子食育教室も、その取り組みのひとつです。
食育教室について、担当者はこう話します。
「食はとても重要なものです。食を作る楽しさに、親子で気づいていただければと思っています」
さらに、今回作ったピザをきっかけに、家庭でも料理を作り、家族に振る舞ってもらえたら…。
そんな思いも込められています。
福山大学 生命工学部の山本学部長からも、食育についてのお話がありました。
食べ物について知ることはもちろん、「どのように食べるのか」「いつ食べるのか」「どれだけ食べるのか」を考えることも食育の大切な要素です。
楽しみながら料理を体験するだけでなく、食や健康について考えるきっかけにもなる教室です。
今回のメニューは「カレーピザ・サラダ・ピーチラッシー」
いよいよ料理教室がスタート!
今回作るメニューは、
- カレーピザ
- サラダ
- ピーチラッシー
の3品です。
メニューは福山大学の学生のみなさんが試作を重ね、最終的にカレーピザに決定したそうです。
各テーブルには学生のみなさんが入り、参加する親子をサポートします。
まずは調理方法について説明を受け、しっかりと手を洗って調理器具を準備。
教室の中にも、これから始まる料理を楽しみにする雰囲気が広がっていました。
小麦粉からピザ作り!生地の変化も食育のひとつ
最初に挑戦するのは、ピザの生地作りです。
今回は完成した生地を使うのではありません。
小麦粉から生地を練り、こねて、発酵させ、焼き上げるところまでを体験します。
材料だった小麦粉が、生地になり、発酵し、最後にはおいしいピザへと変わっていく。
その変化を自分の手で体験できることも、今回の食育教室の大きなポイントです。
参加した子どもに聞いてみると、パン作りの経験は「自由研究で作ったぐらい」とのこと。
普段の生活ではなかなか経験する機会のない生地作りですが、子どもたちは楽しみながら取り組んでいました。
サポートする学生からも、
「子どもたちも楽しそうにやってくれて、とても嬉しい気持ちですね」
という声が。
親子だけでなく、学生のみなさんにとっても新しい経験になっているようです。
慣れない包丁にもチャレンジ!
生地を発酵させている間に、続いてはピザにのせる具材の下ごしらえです。
子どもたちは包丁を使った食材のカットにも挑戦しました。
中には、普段はあまり包丁を使わないという子も。
昨年の食育教室にも参加したという子どもは、
「とっても楽しくて、また来たいなと思いました」
と今回も参加した理由を教えてくれました。
ピザを作るのは今回が初めて。苦労した部分もあったそうですが、「楽しかったです」と笑顔を見せてくれました。
別の親子からは、家庭では手が汚れるのを嫌がって、なかなか料理を最後までやらないこともあるものの、「今日はやってくれた」という声も聞かれました。
いつもとは違う環境で、大学生のお兄さん、お姉さんと一緒に料理をする。
そんな体験が、子どもたちの「やってみたい」という気持ちを引き出しているのかもしれません。
教える大学生にとっても貴重な経験に
今回の食育教室は、参加する親子だけでなく、サポートする福山大学の学生にとっても学びの場になっています。
初めて参加した学生からは、
「言葉の使い方だったり、伝え方がすごく難しかった」
という感想がありました。
自分が料理を理解していることと、それを子どもたちに分かりやすく伝えることは別の難しさがあります。
「自分とは年の離れた子に教えるので、話し方を工夫しました」
と話す学生もいました。
それでも、子どもたちは積極的に食材を切ったり、生地をこねたりしてくれたそう。
参加者にとっては大学生から料理を教えてもらえる機会に。そして学生にとっては、学んできたことを誰かに伝える機会になっていました。
生地を伸ばして、好きな具材をトッピング!
発酵が終わったら、ピザ作りもいよいよ仕上げです。
生地を半分に分けて丸め、伸ばしていきます。
そこにカレーをのせ、さらに具材をトッピング。
完成したピザをオーブンへ入れて焼き上げます。
しばらくすると、調理室いっぱいにカレーのいい香りが!
そして、ついに焼きたてのカレーピザが完成しました。
出来上がったピザを目の前に、
「すごーい!」
「おいしそう!」
と歓声が上がります。
自分たちの手で一から作ったからこそ、完成した瞬間の喜びもひとしおです。
自分で作った料理をみんなで「いただきます!」
待ちに待った実食の時間。
苦労して生地をこねたり、慣れない包丁を使ったりしながら完成させた料理を、親子で一緒にいただきます。
初めてピザ作りに挑戦した参加者からは、
「ピザ生地を作るのが難しかったんですけど、食べてみるとカレーがスパイシーで、とてもおいしかったです」
という感想も。
保護者からも、
「なかなか家ではできないみたいなので、こういう機会をもらって楽しかったと思います」
という声が聞かれました。
子どもが頑張って料理する姿を間近で見られることも、親子食育教室ならではの魅力です。
「作る」を体験すると、食はもっと楽しくなる
今回の親子食育教室で印象的だったのは、料理に真剣に取り組む子どもたちの姿でした。
小麦粉から生地を作る。
自分で食材を切る。
生地を伸ばしてトッピングする。
そして、焼き上がった料理を自分で食べる。
普段は完成した状態で目にすることの多い「食べ物」が、さまざまな工程を経て料理になっていくことを、自分自身の手で体験しました。
また、子どもたちをサポートした福山大学の学生のみなさんにとっても、食や栄養について学んできた知識を、人に伝える貴重な機会となりました。
親子、大学生、地域、そしてハローズ。
「食」を中心にさまざまな人がつながり、楽しみながら食について考える。
ハローズではこれからも、地域のみなさまに食の楽しさや大切さを伝え、食を通じた地域貢献活動に取り組んでいきます。
