部門・職種紹介

【緊張MAX】従業員ドキドキの衛生チェック!品質管理課のお仕事に密着取材【スーパーマーケットのお仕事】

スーパーの「安心・安全」を守る仕事とは?
ハローズ品質管理課に密着!

普段、何気なく手に取っているスーパーのおにぎりやお惣菜。

私たちが安心して商品を購入できるその裏側では、商品の品質や店舗の衛生状態を確認し、「安心・安全」を守るために働いている人たちがいます。

今回密着したのは、ハローズの品質管理課。

検査室で行われる商品の微生物検査から、実際の店舗で行われる衛生検査まで、その仕事内容に密着しました。

「品質管理って、具体的に何をする仕事?」
「スーパーの商品はどのように安全性を確認している?」
「店舗ではどこまでチェックしている?」

普段はなかなか見ることのできない、スーパーマーケットの裏側をご紹介します。

食品の安心・安全を支える「品質管理課」

ハローズでは以前から品質管理の機能を設けていましたが、食品衛生への関心が高まるなか、体制をさらに強化。

現在は「品質管理課」という独立した部署として、食品の安心・安全な供給を支えています。

仕事内容は検査室の中だけにとどまりません。

商品の検査に加えて、ハローズ各店舗を回りながら衛生状態を確認することも、大切な仕事の一つです。

今回はまず、検査室でデリカセンターの商品検査を見せてもらいました。

商品を細かく砕くところから検査スタート

商品検査の大まかな流れは、

商品を砕く → 分注する → 培地を加える → 菌の状態を確認する

というもの。

最初に検査する商品の中から検体を取り出し、重さを量ります。

そこへ食塩水を加え、専用の機械を使って細かく砕いていきます。

検査を担当していた社員は、品質管理課に異動して2年目。

それ以前は店舗のチェッカー部門で働いていたため、異動した当初は、

「私がこんなところに来ていいのかな」

という不安もあったそうです。

しかし、周囲から仕事を教えてもらい、現在では一通りの検査を一人で行えるようになりました。

店舗勤務から品質管理へ。

同じスーパーマーケットの仕事でも、まったく異なるキャリアがあることが分かります。

1日約30検体。おにぎりも種類ごとに検査

デリカセンターの商品では、1日約30検体を検査することもあります。

例えば店舗に並ぶおにぎりも、まとめて「おにぎり」として確認するのではありません。

さまざまな種類の商品を検体として検査していきます。

検査室で行っているのは、店舗で販売される商品の安全性を確認するための重要な業務。

だからこそ担当者も、

「正確に検査できるように心がけています」

と話します。

毎日売場に並んでいる商品の背景には、このような地道な確認作業があるのです。

シャーレに分注し、微生物を検査

細かくした検体は、続いてシャーレへ分注します。

そこへ検査の目的に合わせた培地を加えていきます。

例えば、一般細菌を調べるために使用するのが「標準寒天培地」。

結果が分かるまでには時間がかかり、今回紹介された検査では2日後に状態を確認します。

菌が確認された場合には、小さな粒を一つひとつ目視で数える作業も行います。

さらに別の培地を使って、大腸菌群などについても調べていきます。

ここで重要なのは、単純に「菌がある=すべてNG」というわけではないこと。

検査によって状態を確認し、社内で設定している安全基準の範囲内に収まっているかをチェックします。

こうした微生物検査が、商品の安心・安全を支える一つの仕組みになっています。

品質管理課は店舗にも出向く

品質管理課の仕事は、検査室だけではありません。

実際には店舗へ出向いて検査をする機会も多くあります。

今回の密着では、店舗で行われている検査にも同行しました。

まず行うのが、売場のビジュアル検査です。

広告やPOPの表示期間が正しいか。

商品の内容量と表示が一致しているか。

賞味期限が切れている商品が並んでいないか。

普段お客様が目にする売場を歩きながら、一つずつ確認していきます。

華やかな仕事ではないかもしれません。

しかし、小さな表示の間違いや確認漏れを防ぐことも、お客様からの信頼を守るためには欠かせない仕事です。

店舗で働いていたからこそ見えてくる「スーパーの裏側」

品質管理課へ異動して感じた変化について、担当者は興味深い話をしてくれました。

チェッカー部門で働いていた頃も、レジを通す際に商品を見る機会はありました。

しかし品質管理の仕事をするようになり、

「この商品って、こうやって作られていたんだ」

という発見が増えたそうです。

例えばベーカリー部門。

実際に生地をこねるところからパンを作っている様子を見ることで、

「本当にパン屋さんが入っているんだ」

と感じたことも。

もともと食べることが好きで栄養士の資格を取得し、商品づくりにも興味を持ってハローズへ入社。

現在は品質管理という立場から、商品や店舗を支えています。

希望していた仕事とは違う形だったとしても、

「食」に関わりながら、スーパーの裏側を支える。

そこにも新しい仕事の面白さがあるといいます。

バックヤードでは「落下細菌検査」も

続いて向かったのは、普段お客様が入ることのないバックヤード。

衛生管理を徹底するため、しっかりと準備をしてから中へ入ります。

ここで行われていたのが落下細菌検査です。

さらに、従業員の手や爪、手が触れる備品などについても拭き取り検査を実施。

手洗い前だけではなく、手洗い後の状態についてもチェックしていました。

そして検査対象になるのは、人の手だけではありません。

バックヤードに置かれている備品や機器など、さまざまな場所を確認します。

「こんなところまで?」

と思うような場所も検査対象です。

食品を扱う場所だからこそ、目に見える汚れだけで判断するのではなく、検査によって衛生状態を確かめているのです。

衛生状態の良い店舗は表彰

店舗の衛生検査には、もう一つ興味深い仕組みがあります。

品質管理課では各店舗を回って衛生状態などを評価し、特に評価の高かった上位5店舗を表彰しています。

単に問題点を探して指摘するだけではありません。

日頃から丁寧に清掃したり、衛生面に気を配りながら商品を売場へ出したりする店舗の取り組みもしっかり評価します。

品質管理課だけが頑張れば、スーパーの安全が守れるわけではありません。

売場やバックヤードで働く一人ひとりの日々の取り組みがあり、それを品質管理課が確認する。

その積み重ねによって、お店全体の安心・安全がつくられています。

「全部見ます」安全を守るための細かなチェック

バックヤードでは、さらに備品の状態も確認します。

器具が破損していないか。

不要なものが持ち込まれていないか。

記録帳票に確認漏れやチェック漏れがないか。

検査担当者の言葉を借りれば、

「全部見ます」

というほど細かく確認していきます。

一見すると小さな確認の連続ですが、食品を扱う現場では、その一つひとつが大切です。

問題が起きてから対応するのではなく、日常的なチェックによってリスクを減らしていく。

品質管理課は、そんな役割を担っています。

お客様からは見えない。でも、なくてはならない仕事

品質管理の仕事について「どんなところにやりがいを感じますか?」と尋ねると、こんな答えが返ってきました。

品質管理は、店舗の売場のようにお客様から直接見える仕事ではありません。

それでも、

「私たち品質管理課がいるからこそ、店舗の衛生が守られているところがある」

そこに大きなやりがいを感じているそうです。

商品を作る人。

売場に並べる人。

レジでお客様と接する人。

そして、その裏側で商品の安全性や店舗の衛生を確認する人。

一つの商品がお客様の手元に届くまでには、実にさまざまな仕事が関わっています。

「販売する」だけではない。スーパーにはさまざまな仕事がある

今回の密着で特に印象的だったのが、ハローズでは自社で検査業務を行っているということでした。

スーパーマーケットの仕事というと、レジ、品出し、青果、精肉、鮮魚、惣菜など、店舗で目にする仕事を思い浮かべる方が多いかもしれません。

しかし、その裏側には品質管理をはじめ、お客様からはなかなか見えない仕事もあります。

店舗勤務から品質管理課へ異動し、新しい仕事を身につけていくキャリアもその一つです。

「スーパーで働く」という言葉だけでは分からない、多彩な仕事とキャリアがあります。

就職活動で小売業や食品に関わる仕事を考えている方は、ぜひ店頭だけではなく、その裏側にある仕事にも目を向けてみてください。

いつものスーパーを見る目が、少し変わるかもしれません。

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