部門・職種紹介

【裏側】スーパーの惣菜部門ってどんな仕事?苦労話とやりがいを聞いてみた!

スーパーの惣菜コーナーってどんな仕事?

今回は、惣菜担当のベテラン社員のお2人にお越しいただき、よくある疑問に正直にお答えいただきます。
入社28年目の惣菜営業マネージャーの松本さんと、入社13年目の惣菜アシスタントスーパーバイザーの田中さんです。
どうぞよろしくお願いします。

惣菜担当になられたきっかけは?

松本さん

もともと惣菜部門を希望していたわけではありませんが、当時はまだ、惣菜部門がしっかりと確立されているわけではありませんでした。
青果・鮮魚・精肉が中心で、それに少し惣菜がくっついているというスーパーが多い時代でした。
当時のハローズは惣菜部門を強化していこうと考えていて選んで頂いたと聞いています。

私が入社する1年前に24時間営業が始まった引野店があり、そこで惣菜部門を確立して、しっかりとした惣菜の売場を作りました。

田中さん

入社した時には希望の部門を聞かれますが、当時の私は手に職をつけたいと思っていたので、鮮魚部門か惣菜部門で希望を出しました。
調理師の免許を取れるのが鮮魚部門と惣菜部門でしたので、そういった意味で手に職を付けられると考えていました。
専門学校に通わなくても国家資格である調理師免許を取得できるというのはメリットだと思います。
その結果、希望通り惣菜部門に配属していただきました。

もともと料理に興味があってこの仕事を選びましたか?

松本さん

もともと料理ができたわけではありませんし、正直私の場合にはハローズという会社を知りませんでした。
当時は就職氷河期で採用がとても厳しい時代でした。
なかなか内定をもらえない状況でしたが、集団説明会で偶然ブースが空いていたのがハローズでした。
そこで 社長が人事教育部長と一緒に来られていて、社長のとても熱い思いのこもった話を聞かせてもらって、スーパーという業界も全く知りませんでしたが、とても面白い会社だと思いました。
そこからご縁あって入社したという経緯です。

その際社長は、「スーパーマーケットというのは食を扱う最も一般的な業種で、食はどんな時代でも最も必要なもので社会インフラと同じだ」という話をしていただいて、確かに全ての人にとって重要な職種なのではないかと気付かされました。

田中さん

私も料理に興味があったから入社したというわけではありませんでした。
私は就職活動をする中で、何か資格を取れたり手に職を付けられる仕事がいいなと当時考えていました。
仕事を通じて成長できる会社がいいなと思っていたので、ハローズがまさに教育に力を入れている会社だということは理解していたので、それで入社を決意したという感じです。

料理は食べるのはとても好きですが、作ることには正直そんなに興味はありませんでした。
ハローズの教育は、人事教育部で主催しているカリキュラムと各部門で計画されているカリキュラムがあり、その両方からのサポートを受けることができます
それに加えて外部のセミナーなどもありますが、社内で先輩社員が講師をしてくれる機会があるというのも結構大きな特徴かと思います。

自分が配属された職場の先輩だけでなく、そんな研修の場でお世話になった先輩も含めて多くの先輩が気にかけてサポートしてくれました。
私自身もたくさんの良い先輩に恵まれたので、そういった点がハローズのいいところだと個人的には感じています。

料理については全く詳しくありませんでしたが、特に意識しなくても、自然とスキルが身についていくようにカリキュラムを組んでくれていますので、料理の経験がない人でも安心して挑戦してみていただけたらと思います。

新入社員の頃には、例えば、その日に職場で習った肉ニラもやし炒めを、すぐにハローズで野菜を買って帰り家で作ってみたり、広島風のお好み焼きを習った時には、休みの日に友達を呼んでホームパーティーをしてみたりしました。
これも特に意識したわけではなく、ただ美味しかったから自分でもやってみようと思い楽しんでいただけで、気が付いたらいろいろと料理ができるようになっていたという感じです。

ハローズにはたくさんの惣菜がありますが全て合わせると何種類ですか?

松本さん

常時売り場に並んでいるのはおよそ300アイテムほどになります。
ですが、全てがお店の中で作られているわけではなく、ハローズデリカセンターというところがあり、そこと協力工場も合わせてそれらのお惣菜を用意しています。

覚えるレシピの数は何種類ですか?

田中さん

ハローズではお店で作っている商品と、ハローズデリカセンターで作っている商品、そして、協力工場に委託している商品の大きく分けて3つがあります。
お店で作っている商品としては、天ぷらや揚げ物、お好み焼きや丼もの、お寿司やベーカリー、大きく分けてこの6つのカテゴリーになります。
それらを主要な商品から徐々に覚えていくようになりますので、そんなに負担なく覚えていけるのではないかと思います。

ちなみに、バイヤーが原材料から全て選りすぐって仕入れていますので、どれも新鮮で安心な商品をお客様にお届けできる体制を取れています。

惣菜を作っているとお腹がすいて食べたくなることはありませんか?

松本さん

調理をしている際につまみ食いをしたりするようなことはさすがにありませんが、新商品については、まずは従業員が味を知らないとお客様に失礼なので、みんなで集まって1つずつ味わって味を確認するという機会はあります。

社員の方とパートの方とでは仕事に違いはありますか?

松本さん

社員で入社してすぐにというわけにはいきませんが、例えば、バイヤー業務やSV業務もあります。
バイヤー業務は商品の開発がメインの仕事になります。
基本的にはバイヤーが商品を企画してそれをお店に案内します。取引業者さんに協力していただきながら、一緒に試行錯誤してハローズに合った商品を企画しています。

自分が企画した商品がお店に並んでお客様にお買い求め頂くというのは、仕事としてもとても大きな喜びになると思います。

田中さん

わかりやすく言うと、社員が本来するべき仕事は管理の部分で、タイム社員の方に行なっていただくのは日常の作業の部分です。
もちろん、入社してすぐは、発注したり販売計画を立てるなどできるようになるために商品を理解しなければいけないので、一通りの作業を覚えていただくということはあります。

皆さんがイメージしやすい話としては、例えば、クリスマスイブの日に「鶏もも照り焼き」を何本売るか? というような計画も社員が立てます。
これは数だけでなく、どれくらいの人数でどのくらいの時間をかけて、どの程度の量を売り場に出せば、その商品を切らすことなくベストな計画を達成できるのかということを考えます。
そのためには、やはり現場の作業を経験しておく必要もあります。

そういった意味で、現場の作業も行うことはありますが、基本的に違うのは社員の仕事は管理だということです。
惣菜の仕事というと、ずっとコロッケを揚げ続けているようなイメージがあるかもしれませんが、一番の醍醐味は、自分が販売計画を立てた商品がたくさん売り場に並んで、多くのお客様に喜んでいただけることかと思います。

惣菜を担当してよかったことは?

田中さん

大きく分けて2つあります。
まずは、やはり料理ができるようになったということです。
普段なかなか家では作らないような料理であっても、日常的に仕事でしていると、とても簡単に作ることができます。
料理を手間に感じることもないので、自分の私生活も豊かになったような気がしています。

もう1つは惣菜部の先輩たちは皆さんとても面倒見がいいという点です。
たくさんの人たちに可愛がっていただきましたし、困っていたら必ず誰かが相談に乗ってくれて、決して誰1人見捨てない環境があります。
一緒になって悩んでくれたり引き上げてくれる素敵な人たちが揃っています。

松本さん

私も2点あります。
1つは、自分の部下が育って出世したりバイヤーになったりした時にはとても大きな喜びを感じます。

もう1つは、自分が苦労して作った商品が売り場に並んでたくさん買っていただいた時には、達成感と同時に大きな喜びを味わうことができます。

これまで一番苦労したことは?

田中さん

新卒で店舗に配属されて2年目で主任になりましたが、その後大きな店舗に配属されるチャンスを頂いて、意気込み過ぎて見事に空回りしてしまった時がありました。
気づいたら誰もついてきてくれていない状態になってしまいました。
まだ若かったのでどうしたらいいのかがわからず悩んでいました。
その時は、同じ部門の先輩社員だけでなく他の部門の先輩社員にも話を聞いていただいて、セミナーなども受けさせてもらい、なぜそのような状況になったのか学ぶ機会も与えてもらい、結果的には、お客様に喜んで頂けるお店作りを掲げて仲間として団結することができました。

それも今となってはとても良い経験だったと思います。
あの経験があったからこそ自分を見つめなおす機会になったと思っています。

松本さん

私は主任からアシスタントバイヤーになった頃でしたが、スーパーの惣菜としては当時はあまりまだなかった握り寿司を会社として始めるということになりました。
その際白羽の矢が立ち、お寿司に挑戦することになりましたが、当然ですが社内にお寿司を作った経験がある人はいませんでした。

上司に相談して修行に行かせてもらえるようにお願いしました。
お寿司屋さんに行って修行させてもらいゼロから教えてもらいました。
その経験をハローズに持ち帰って、その後もみんなで苦労しながら立ち上げたのは良い経験でした。

惣菜のお仕事でやりがいを感じる時は?

田中さん

これも大きく分けて2つあります。
1つは、自分が立てた計画や提案した計画がうまくいった時です。

もう1つは、自分の部下や仲間が楽しそうに仕事をしている時です。
自分が新たに行ってみたい挑戦について相談を受けたり、新たに身についたスキルや評価が上がったことを報告を受けたりすると、そんな姿を見ることができるのは何事にも変えがたい事だとやりがいを感じます。

松本さん

惣菜部門は、他の部門とは違う商品の特徴として「買ってすぐに食べることができる」という部署です。
素材でしたら、お客様はご自身で好みの味付けをしたりできます。
お惣菜はそのままお客様が食べられますので、それに追加で味付けするわけではありません。
ですから、その商品に対するお客様の声をダイレクトにいただくことができます
そのお客様の声をすぐに商品に反映することができます。
これはスーパーの仕事の中でもかなり特徴的な仕事だと思いますし、これは仕事におけるとても大きなやりがいだと感じています。

今回は惣菜担当のベテラン社員お2人にお話を伺いました。
ありがとうございました!

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スーパーマーケットの仕事に興味を持った方は、ハローズでは一緒に働く仲間を募集しているので、採用情報もチェックしてみてください。
では、また次回お会いしましょう。

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